
傘立ては、かさばりやすい傘をスマートに収納しておける便利なアイテムです。一家に一つは必要といっても過言ではないほど便利なアイテムですが、果たして店舗やオフィスには必要なのでしょうか。今回は、店舗やオフィスに傘立てを置くメリットや選び方について、詳しく解説していきます。
3月は引っ越しシーズン。オフィスの引っ越しの際、適切な傘立ての選び方は重要です。新しい空間に合わせて、機能性とデザイン性を兼ね備えた傘立てを置くことによって、玄関や入口周りがすっきりするだけでなく、一気にオシャレな雰囲気になりますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
店舗やオフィスに傘立てを置くメリット
店舗やオフィスに傘立てを置くメリットは、以下の通りです。
- ・傘をスマートに収納できる
- ・掃除の手間が省ける
- ・インテリアとしても活用できる
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
傘をスマートに収納できる

従業員やお客さんの出入りが多い店舗やオフィス。 天気が悪い日はそれぞれが傘を持参するため、玄関周りが散らかってしまうことも。 そんなときに便利なのが、傘立てです。 傘立てがあれば、複数の傘をスマートに収納できるようになります。
また、バンドをしておけば誰の傘かすぐにわかるようになるため、玄関付近が混雑することもありません。
掃除の手間が省ける
雨で濡れた傘や泥がついた傘を立てかけて収納してしまうと、掃除が大変になります。
また、掃除をするまでは玄関や入口付近が見るも無残なほどに汚れてしまうため、印象も悪くなってしまうでしょう。 傘立てを置くことによって、玄関付近の汚れを防げるだけでなく、掃除の範囲も狭くなります。
インテリアとしても活用できる
近年では、オシャレな傘立てが増えています。 素材や形状、デザインが異なる様々な傘立てが販売されているため、店舗やオフィスの雰囲気に合ったアイテムが見つかるはずです。 オシャレな傘立ては、インテリアやエクステリアとしても活用できるため、ワンランク上の空間を目指している場合にもおすすめです。
傘立ての代表的な種類

傘立ての代表的な種類は、以下の通りです。
- ・スタンダード型
- ・ハンガー型
- ・マグネット型
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
スタンダード型
スタンダード型とは、最も代表的な傘立てです。 筒状になっているタイプであり、傘を上から収納するだけですので誰でも簡単に使えます。
また、定番のデザインということもあって、特徴や雰囲気の異なる傘立てが多く出ているため、店舗やオフィスに合ったオシャレな傘立てを見つけやすいです。
ただ、ものによっては場所を取ってしまいますので、事前に空きスペースを確認しておきましょう。
ハンガー型
ハンガー型とは、近年少しずつ人気を集めているタイプの傘立てです。 傘を引っかけておけるため、他のタイプに比べて場所を取りません。 たくさんの傘を置いておきたい場合は、2段になっているタイプがおすすめです。 中には、折りたたみ傘もまとめて立てかけられるタイプもありますので、ぜひチェックしてみてください。
ただし、極端に傘の数が多い場合、安定感が損なわれる場合がありますので、収納する傘の本数に合わせて選ぶようにしましょう。
マグネット型
マグネット型は、鉄のドアやスチールの壁などにくっつけて使用するタイプの傘立てです。 他のタイプに比べて省スペース化を実現しやすく、スマートな印象を与えやすくなります。
ただし、マグネット型は多くの傘をしまっておくのには向いておらず、たくさんの傘をひっかけると落ちてしまいます。 このようなことから、傘の本数が多い場合や人数が多い場合には向いていません。
こんな商品があります!
傘立ての代表的な素材
傘立てを選ぶときは、素材にも注目する必要があります。
代表的かつおすすめの素材は、以下3つです。
- ・ステンレス
- ・陶器
- ・珪藻土
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ステンレス
ステンレスの傘立ては、高い強度を持つ素材です。 サビにも強く、水回りに使用されることが多い素材となっています。 傘立てに使われることも多い素材で、スタンダード型だけでなく、ハンガー型やマグネット型など様々なラインナップがあります。 デザインも豊富であり、それぞれで雰囲気が大きく異なりますので、お店やオフィスの雰囲気を一気に明るくしたいという場合にもおすすめです。
陶器
傘は水に濡れるものですので、耐水性のある傘立てを選ぶことが大切です。 そんなときは、陶器の傘立てを選んでみましょう。 陶器は食器に使用されることも多く、耐水性がかなり高いです。 傘立てでよくある「サビ」も防げるため、長く使えるアイテムを探している方にもピッタリといえます。
珪藻土
速乾性のある珪藻土は、傘立てにピッタリの素材です。 すぐに水を吸収する効果があり、バスマットやコースターなど、水回りで使用する様々なグッズに使われています。 吸水性だけでなく、保湿性・放湿性などにも優れているため、カビや菌の繁殖も防ぎやすいです。
傘立ての賢い選び方
傘立てはそう頻繁に買い替えるものではなく、一度購入したら基本的には長く使います。 長く使い続ける傘立てだからこそ、慎重に選んでいきたいですよね。 そのような方は、以下のポイントを参考にしながら雰囲気や用途に合った傘立てを探してみてください。
デザインで選ぶ

傘立てを選ぶ上で外せないのが、デザインです。
近年では、様々なデザインの傘立てが登場しているため、オフィスや店舗の雰囲気や好みに合ったデザインを慎重に探していきましょう。 ただ、傘立てには様々なデザインがあり、こだわりすぎると決めきれなくなってしまいます。 そんなときは、あえてシンプルなデザインのアイテムを選ぶのがおすすめです。
サイズで選ぶ
傘立てを選ぶ上で重要なのが、サイズ感です。 どれだけオシャレでも、傘立てが大きすぎると圧迫感が出てしまいます。 限られたスペースにすっぽり収めるためにも、事前に設置スペースを確保し、サイズを計測しておくのがおすすめです。 コンパクトな傘立てが欲しいという方は、ハンガー型やマグネット型をメインに探してみましょう。
形状で選ぶ
先ほども解説したように、傘立てには様々な形状があります。 それぞれにメリットとデメリットがありますので、一概にどれがおすすめと断言することはできません。
ただ、用途や玄関の広さによって適した形状が異なりますので、機能性や雰囲気を崩さずに設置できるタイプを慎重に探していきましょう。
機能性で選ぶ
傘立ては年々進化しており、それに伴って機能性も追加されています。 収納本数が多かったり、折り畳み式だったり、水滴を落としたりできるものもありますので、機能性やサイズ、形状だけでなく、ぜひ機能性にも注目してみてください。そうすることによって、玄関の雰囲気だけでなく、快適性の向上やストレスの軽減にも繋げやすくなります。
まとめ
どの家庭にも最低1つは置かれている傘立て。 そんな傘立てはオフィスや店舗にもおすすめのアイテムです。 傘立てを置いておくことによって、従業員やお客さんの傘をスマートに収納しておけるため、玄関が散らかることもありませんし、ネガティブなイメージを与えてしまうこともありません。
ただ、傘立てには様々な種類があり、それぞれで特徴や機能性が大きく異なりますので、今回紹介したことを参考にしながら、店舗やオフィスの雰囲気、玄関や入口の広さに合ったアイテムを慎重に探していきましょう。