台車の「間違った選び方」をしているオフィスは意外と多い——耐荷重・キャスター・サイズの正しい見方

オフィスや倉庫で台車を使って荷物を運ぶイメージ

アルモットくんの!「5秒」で分かるコラムの要約

アルモットくん

台車選びで見落としがちなポイントは「耐荷重・キャスターの素材・折りたたみの仕方」の3つ!耐荷重は実際に積む重さの1.5倍を目安に、キャスターは床材と用途で素材を選ぼう。使わないときの収納スペースが少ないなら、薄く折りたためるフラット型が断然おすすめだよ。

「台車なんてどれも同じでしょ」——そう思って適当に選んで後悔した、という声はオフィスや現場でよく聞きます。

重すぎて動かせない。キャスターが滑って止まらない。折りたたんでも場所を取る。収納場所がなくて結局廊下に放置してある——こうしたトラブルのほとんどは、最初の選定段階で解決できる問題です。

台車は「なんとなく丈夫そうなもの」を選ぶのではなく、用途・環境・収納スペースの3つを軸に選ぶのが正解です。今日はそのポイントを整理します。

台車の種類:まず「何を運ぶか」で絞る

さまざまな種類の台車が並んだ倉庫のイメージ

台車は大きく3つのカテゴリに分かれます。

  • ① 平台車(ひらだいしゃ)
    板状のプラットフォームにキャスターがついたシンプルなタイプ。段ボール箱・家電・什器など、比較的大きくて重いものを運ぶのに適しています。倉庫・引越し・オフィス移転で最もよく使われるタイプです。
  • ② ハンドトラック(2輪タイプ)
    斜めに傾けてL字型に使う縦長のタイプ。重い荷物を1〜2個まとめて運ぶのが得意ですが、複数の荷物を積み重ねる場合は安定性に注意が必要です。
  • ③ カゴ台車(ロールボックスパレット)
    ワイヤーフレームのかごがついたタイプ。スーパー・ドラッグストアのバックヤードでよく見かけます。荷物がばらけにくく大量搬送に向きますが、サイズが大きいため通路幅に注意が必要です。

この記事では、オフィスや小規模施設で最も汎用性が高い平台車(折りたたみタイプ)の選び方を中心に解説します。

耐荷重の正しい見方——「余裕」を設計に組み込む

台車を選ぶ際、スペックで必ず確認すべき数値が耐荷重です。しかし「積む荷物が80kgだから耐荷重80kgで十分」という選び方は間違いです。

1.5倍ルール

台車の耐荷重は、静的荷重(静止した状態での最大重量)で表示されています。実際に荷物を乗せて動かすと、段差を越えるとき・旋回するとき・急停止するときに瞬間的に大きな力がかかります。この動的負荷を考慮すると、実際に積む重さの1.5倍の耐荷重を持つ台車を選ぶのが安全設計の基本です。

80kgの荷物を運ぶなら、耐荷重120kg以上の台車を選びましょう。

また、耐荷重は均等に分散された状態での数値です。荷物が一箇所に偏ったり、片側に重心が傾いた状態で使用すると、耐荷重以下でも台車が破損したり転倒するリスクがあります。荷物の積み方にも注意が必要です。

キャスター選びが使い勝手のほぼ全てを決める

各種キャスターの比較イメージ

同じ台車でも、キャスターの素材と径が違うだけで使い勝手は大きく変わります。

素材 特徴 向いている場所・用途
ゴム製 静音性が高く、床を傷つけにくい。グリップ力が高い オフィス・病院・学校など屋内・フローリング床
ナイロン製 耐荷重が高く、耐油性がある。硬いため走行音が大きい 倉庫・工場・屋外(アスファルト面)
ウレタン製 静音性と耐荷重を両立。高価だがバランスが良い 静音が求められる屋内・フローリング・タイル
エラストマー製 ゴムとプラスチックの中間的特性。床面への傷つきが少ない オフィス・施設・床保護が重要な場面

また、キャスターの径(直径)も重要です。直径が大きいほど段差や継ぎ目を越えやすく、直径が小さいほどコンパクトで小回りが利きます。オフィス内の使用では50〜75mm程度が扱いやすいサイズ感です。

「折りたたみ台車」を選ぶべき状況とは

折りたたみ台車が特に有効なのは、以下のような状況です。

  • 使用頻度が「ときどき」の場合
    引越し・大掃除・什器移動など、月に数回しか使わない台車を常設すると、廊下や倉庫のスペースを常時占領してしまいます。折りたたんでスタック収納できるタイプなら、使わないときにほぼ場所を取りません。
  • 収納スペースが限られている場合
    小型オフィス・テナント店舗・マンション一室でのEC事業など、バックヤードが狭い環境では、台車の置き場所自体が問題になります。
  • 台車を持ち運ぶ必要がある場合
    車のトランクに積んで現場へ持参するなど、台車自体を移動させる機会がある場合は、薄く折りたためるタイプが圧倒的に便利です。

フラットに折りたためる台車という選択

従来の折りたたみ台車の多くは、折りたたんでも厚みが残ってしまい「完全にフラット」にはなりませんでした。複数台重ねて収納したいときに困るのが、このわずかな厚みです。

アルモットでは、使わないときに限りなく薄くフラットになる折りたたみ台車をご用意しています。ツーバイフォー材(2×4)を使ったシンプルで堅牢な設計で、軽量ながら必要な耐荷重をしっかり確保しています。

フラットに折りたたんでスタック収納:FLAT CART フラットカートツーバイフォー(ブラック)

FLAT CART フラットカートツーバイフォー ブラック F-CART 2x4 BK
【FLAT CART】折りたたみ台車 フラットカートツーバイフォーブラック F-CART 2x4 BK
使わないときはフラットに折りたたんでスタック収納。ツーバイフォー材のシンプルな設計で、オフィス・倉庫・店舗など場所を選ばず使えます。引越し・什器移動・物品搬送など、「ときどき台車が必要」な現場にフィットする一台です。
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まとめ:台車選びのチェックリスト

整理された倉庫に台車が収納されているイメージ
チェック項目 選び方のポイント
何を運ぶか 平台車・ハンドトラック・カゴ台車から用途で選ぶ
耐荷重 実際に積む重さの1.5倍以上を選ぶ
キャスター素材 屋内=ゴム・ウレタン、屋外=ナイロン
キャスター径 オフィス使用は50〜75mmが扱いやすい
収納スペース スペースが限られるならフラット折りたたみタイプ
使用頻度 「ときどき使用」なら収納性を重視

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