券売機ロール紙:VT-S20対応は?厚紙・薄紙の違いは?選び方と保管方法【グローリー公式】

「ランチタイムのピーク、券売機の前には長蛇の列。その時、無情にも『用紙切れ』や『紙詰まり』のエラーが...。」
飲食店の店主様や施設の運営者様であれば、このような光景を想像しただけで冷や汗が出るのではないでしょうか。

券売機は、店舗運営の心臓部です。その心臓が止まることは、売上の機会損失だけでなく、お客様からの信頼低下にも直結します。実は、その安定稼働の鍵を握っているのが、意外と見過ごされがちな「ロール紙」の選択なのです。

「自分の機種はVT-S20だけど、どの紙を選べばいいの?」
「厚紙と薄紙、何が違うの?」
「せっかく買ったロール紙、どうやって保管すれば長持ちする?」

このような疑問や不安を抱えるオーナー様は少なくありません。インターネットで検索すれば、多種多様なロール紙が見つかりますが、その選択が本当にご自身の店舗にとって最適なのか判断するのは難しいものです。
そこで本記事では、券売機メーカーであるグローリーの公式通販ストア「アルモット」として、皆様の疑問にすべてお答えします。
この記事を読めば、ロール紙に関するあらゆる不明点が解消され、トラブルのリスクを減らし、安心して店舗を運営するための知識が身につきます。

メーカーだからこそ提供できる、正確で信頼性の高い情報で、お客様のビジネスを力強くサポートします。

【結論から】お使いの券売機に最適なロール紙はこれ!機種別・早見ガイド

まず、最も多いご質問である「どのロール紙を選べば良いか」に、結論からお答えします。特にご利用者の多い卓上式小型券売機「VT-S20」および「VT-S10」に最適な純正ロール紙は、以下の通りです。

VT-S20・VT-S10ユーザー様への最適な答え

グローリーの券売機VT-S20およびVT-S10に適合するロール紙の紙幅は57.5mmです。市場には「58mm幅」と表記された汎用品も多く出回っており、「わずか0.5mmの違いなら問題ないだろう」と思われるかもしれません。しかし、このわずかな差が、紙の搬送やカットの精度に影響を与え、トラブルの一因となる可能性が指摘されています。グローリーの純正ロール紙は、お使いの券売機の搬送機構やカッターユニットに完璧に適合するよう、57.5mmという精密な規格で設計されています。

「サイズが合えば良い」は間違い!重要な「総合仕様」

ロール紙の適合性は、紙幅だけで決まるものではありません。「ロールの最大径(外径)」と「芯の内径」も極めて重要です。外径が大きすぎると券売機のカバーが閉まらなかったり、内部で干渉して正常に回転しなかったりする原因になります。また、芯の内径が異なると、ロール紙を正しくホルダーにセットできません。グローリー純正品は、これらの仕様すべてがお客様の券売機に最適化されています。

グローリー券売機 VT-Sシリーズ 純正ロール紙対応表

以下の表から、お使いの機種とご希望のタイプを選ぶだけで、最適な純正ロール紙がすぐに見つかります。アルモットの商品ページへ直接リンクしていますので、迷うことなくご購入いただけます。

厚紙
推奨機種VT-S20, VT-S10
商品名・仕様【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (厚紙/57.5mm幅/50m)
特徴高級感があり、お客様にお渡しする食券に最適。しっかりとした手触りで店舗の信頼性を高めます。
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薄紙
推奨機種VT-S20, VT-S10
商品名・仕様【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (薄紙/57.5mm幅/100m)
特徴コストパフォーマンスに優れ、交換頻度を削減。1巻あたりの長さが厚紙の2倍あり、高稼働の店舗に最適です。
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厚紙・ミシン目有り
推奨機種VT-S20, VT-S10
商品名・仕様【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (厚紙/ミシン目/50m) 12巻入
特徴割引券や控えなど、切り離して使える用途に便利。イベントの半券や整理券としても活用できます。
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薄紙・ミシン目有り
推奨機種VT-S20, VT-S10
商品名・仕様【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (薄紙/ミシン目/100m) 12巻入
特徴経済性と利便性を両立。コストを抑えつつ、ミシン目機能を使いたい場合に最適です。
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厚紙・カラー
推奨機種VT-S20, VT-S10
商品名・仕様【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (厚紙/ピンク/50m) 12巻入
特徴限定メニューやキャンペーンなど、特定のチケットを目立たせるのに効果的。店舗のブランディングにも貢献します。
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厚紙 vs 薄紙、ミシン目あり vs なし — 用途とコストで選ぶ最適解

お使いの機種に合うロール紙がわかったところで、次はその「種類」の選び方です。「厚紙」と「薄紙」では、単に紙の厚さが違うだけではありません。それぞれに明確なメリットがあり、お客様のビジネスモデルや目指すサービス品質によって最適な選択は異なります。

厚紙(約130μm〜150μm)の提案:品質と耐久性で顧客満足度を向上

厚紙タイプのロール紙は、しっかりとしたコシがあり、手に取った時に高級感や安心感をお客様に与えます。

メリット

高品質な顧客体験
ペラペラではない、しっかりとした食券は、お店の品質へのこだわりを雄弁に物語ります。お客様が厨房に食券を渡すまでの短い時間でも、その手触りがお店の印象を左右します。
優れた耐久性
厨房スタッフが扱ったり、お客様がポケットに入れたりしても、破れたりヨレたりしにくいのが特徴です。特に油や水に触れる可能性のある飲食店では、この耐久性が重要になります。
鮮明な印字
高品質な厚紙は、印字がくっきりと乗りやすく、メニュー名や番号が読みやすいという利点もあります。

最適な利用シーン

  • ・こだわりの一杯を提供するラーメン店や専門店
  • ・コース料理などを提供するレストラン
  • ・施設の品格を大切にするレジャー施設や温浴施設

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厚紙は、チケットそのものがお客様とのコミュニケーションツールとなる場合に最適な選択です。

【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (厚紙/57.5mm幅/50m) 12巻入
グローリー(GLORY)券売機 純正ロール紙 | VT-S20, VT-S10, 対応 食券/感熱紙
商品コード : 8010326
¥10,800(税抜)
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薄紙(約65μm〜75μm)の提案:経済性と効率性で運用コストを削減

薄紙タイプのロール紙は、経済性を重視するオーナー様にとって賢い選択です。しかし、そのメリットは単価の安さだけではありません。

メリット

優れたコストパフォーマンス
厚紙に比べて1メートルあたりの単価が安く、ランニングコストを直接的に削減できます。
交換頻度の削減
最も注目すべきは、1巻あたりの「長さ」です。グローリー純正VT-S用ロール紙の場合、同じロール径でも厚紙が約50mなのに対し、薄紙は約100mと2倍の長さがあります。これは、ロール紙の交換回数が半分になることを意味します。ピークタイムに「用紙切れ」で券売機を止めるリスクと、スタッフの交換作業の手間を大幅に削減できるのです。これは、人件費と機会損失の両面で大きな効率化に繋がります。

最適な利用シーン

  • ・客数の多いフードコートや社員食堂
  • ・入場券や駐車券など、大量のチケットを発行するレジャー施設、駐車場
  • ・とにかく運用効率とコストを最優先したいあらゆる業態

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薄紙は、チケットの物質的な価値よりも、発行業務の効率とコストを重視する場合に圧倒的な強みを発揮します。

【グローリー純正】VT-S用 券売機ロール紙 (薄紙/57.5mm幅/100m) 12巻入
券売機用 (VT-Sシリーズ)
商品コード : 8010328
¥13,560(税抜)
商品詳細へカートへ

特殊オプションの提案:ミシン目とカラーで付加価値を創造

標準的な白地のロール紙以外にも、運用に付加価値を与えるオプションがあります。

ミシン目入りロール紙
お客様控えと店舗控えを分けたり、ドリンク引換券と入場券を一枚で発行したりと、運用の幅を広げます。抽選券やアンケート券としても利用でき、マーケティングツールとしての可能性も秘めています。
カラーロール紙
ピンクのカラー紙は、視覚的なインパクトでチケットを差別化します。
例えば、「平日限定ランチはピンクの食券」「週末の特別メニューはピンクの食券」といったように、スタッフが一目で券種を識別できるため、オペレーションミスを防ぐ効果も期待できます。また、テーマパークが季節ごとにデザインの異なるチケットを発行するように 、イベントやキャンペーンに合わせて色を変えることで、お客様に特別感を提供することも可能です。

これらの選択肢を戦略的に活用することで、ロール紙は単なる消耗品から、業務効率化や顧客満足度向上に貢献するツールへと進化します。

なぜグローリー純正紙が推奨されるのか?安定稼働と長期的な視点

「汎用品でもサイズが合えば問題ないのでは?」「少しでも安い方が助かる」—そう考えるオーナー様の気持ちはよく分かります。しかし、ロール紙の選択は、単なるコスト削減だけでなく、券売機の安定稼動や長期的な運用コストという視点からも考えることが重要です。

ここでは、メーカーとして純正ロール紙をお勧めする理由をご説明します。

議論1:単なる「サイズ」ではない—精密機械の一部としての「ロール紙」

市場には「サイズが合えばあらゆる機種で使用可能」と謳う製品もあります。
しかし、グローリーの券売機は、精密な部品が連携して動作するシステムです。純正ロール紙は、そのシステムの一部として、紙の厚みの均一性、表面の平滑性、裁断面の仕上げなど、多岐にわたる項目で厳格な品質基準をクリアしています。これらはすべて、券売機内部の繊細なサーマルヘッド、搬送ローラー、オートカッターとの最適な相性を実現するために設計されたものです。それは、精密な機械に対して、メーカーが推奨する最適な部品を選ぶことに似ています。
性能を最大限に引き出し、長く安心して使い続けるための選択と言えるでしょう。

議論2:純正品を選ぶことで期待できる3つのメリット

純正ロール紙の使用は、日々の安定した店舗運営において、具体的に以下のようなメリットが期待できます。

1.紙詰まりによる稼働停止リスクの低減

紙の品質にばらつきがあると、紙詰まり(ペラジャム)が発生しやすくなります。ピークタイムに券売機が停止することは、直接的な売上損失に繋がります。グローリー純正紙が目指す「安定した紙送り」は、このリスクを最小限に抑えるための重要な要素です。

2.印字ヘッドへの影響と印字品質の維持

サーマルヘッドは、熱で文字を発色させる繊細な部品です。紙の表面品質によっては、ヘッドの性能に影響を与え、その寿命を縮めてしまう可能性も考えられます。純正品はヘッドを保護するよう設計されており、印字がかすれるといった品質低下を防ぎ、常にお客様に読みやすいチケットを提供することを目指しています。

3.カッターへの負荷軽減

オートカッターは、ロール紙の厚みや硬さに合わせて最適化されています。想定外の仕様の紙を使用すると、カッターに余分な負荷がかかり、故障の一因となることがあります。純正品を選ぶことは、こうした部品への負荷を軽減し、機器を長持ちさせることに繋がります。

議論3:メーカー保証に関する重要なポイント

そして、もう一つ重要な点として、メーカー保証が挙げられます。
非純正の消耗品を使用したことに起因して券売機本体に損傷や故障が生じた場合、たとえ保証期間内であっても有償修理となる可能性があります。ロール紙のコストを抑えるつもりが、万が一の際に想定外の出費につながる可能性も考慮する必要があります。
純正ロール紙を選ぶことは、こうしたリスクを未然に防ぐための賢明な選択肢の一つです。 

純正ロール紙 vs. 汎用ロール紙 比較の視点

両者の違いを客観的に比較できるよう、以下の表にまとめました。
この表は、単なる価格比較ではなく、ビジネスを守るためのリスク管理の視点を提供します。

グローリー純正ロール紙
初期購入価格標準
信頼性・安定性最高レベル。
機器との相性を保証し、安定稼働を支える。
印字品質常に鮮明。
文字や画像がくっきりと印字され、店舗の品位を保つ。
機器への影響機器を保護。
サーマルヘッドやカッターの摩耗を最小限に抑え、機器の寿命を延ばすことを目指す。
メーカー保証保証対象。
安心して使用できる。
総合的な視点長期的には安定稼働に貢献。
トラブルによる機会損失や修理のリスクを低減。
汎用ロール紙
初期購入価格安価な場合が多い
信頼性・安定性品質にばらつきがあり、紙詰まり等のトラブルの可能性も考慮が必要。
印字品質かすれ・にじみの可能性。品質にばらつきがある。
機器への影響紙の品質によっては、ヘッドやカッターに負荷がかかる可能性がある。
メーカー保証保証対象外となるリスク。
故障時の修理費用が自己負担になる可能性がある。
総合的な視点初期費用は抑えられるが、トラブル発生時の機会損失や修理費用も考慮する必要がある。

トラブルを未然に防ぐ!プロが教えるロール紙の正しい保管方法

高品質な純正ロール紙を選んでも、その保管方法が不適切では性能を100%発揮できません。ここでは、ロール紙の品質を維持し、トラブルを未然に防ぐための正しい保管方法を伝授します。この知識は、お客様の大切な資産を守るために不可欠です。

なぜ保管方法が重要なのか?感熱紙の科学

券売機で使われるロール紙は「感熱紙」と呼ばれます。これは、紙の表面に塗布された特殊な化学薬品が、サーマルヘッドからの熱に反応して色を現す仕組みを利用しているためです。この化学物質は非常にデリケートで、熱だけでなく、光、湿度、特定の化学物質との接触によっても変質・変色してしまいます。不適切な環境で保管された感熱紙は、印字が薄くなったり、紙全体が黄ばんだりして、使用できなくなることがあります。

完璧な保管のためのシンプルチェックリスト

以下の「やるべきこと」と「避けるべきこと」を守るだけで、ロール紙の寿命を格段に延ばすことができます。

DOs:やるべきこと

  • 冷暗所で保管する:
    最適な環境は、温度25℃以下、湿度65%RH以下の、光が当たらない場所です。店舗のバックヤードでも、熱源や窓際から離れた棚などが適しています。
  • 包装のまま保管する:
    ロール紙は通常、光や湿気を遮断する黒いビニール袋などで個別に包装されています。使用する直前まで、この包装を開封しないでください。
  • 先入れ先出し(FIFO)を徹底する:
    新しく購入したロール紙は棚の奥へ、古いものから手前に置いて使用するようにしましょう。感熱紙には製造後の推奨使用期限(保管状態が良ければ約3年が目安)があるため、在庫の回転を意識することが大切です。

DON'Ts:避けるべきこと

  • 高温・多湿・直射日光を避ける:
    厨房のコンロ周り、暖房器具の近く、西日の当たる窓際などは最悪の保管場所です。温度が40℃を超える環境では、短時間でも品質が劣化し始めます。
  • 特定の化学物質との接触を避ける:
    感熱紙には「天敵」となる物質があります。これらが接触すると、印字が消えたり、紙が変色したりする原因になります。
    • ・塩化ビニル製品: 一部のクリアファイルやデスクマットに含まれる「可塑剤」。
    • ・溶剤系の接着剤: スティックのりやボンドの一部。
    • ・薬品類: アルコール、ハンドソープ、ハンドクリーム、油分。
    • ・その他: 裏カーボン紙、ノーカーボン紙、輪ゴム、粘着テープ。
    • ・汗や皮脂: 濡れた手や汗ばんだ手で触れることも避けてください。

アルモットではお得なまとめ買いセットもご用意していますが 、上記の保管方法を実践できるスペースを考慮の上、適切な量をご購入いただくことをお勧めします。

【困ったときに】券売機のロール紙に関するFAQ(よくあるご質問)

ここでは、お客様から特によく寄せられる質問とその回答をまとめました。トラブルシューティングや日頃の疑問解消にお役立てください。

印字がかすれる、薄いのですが、何が原因ですか?
印字のかすれには、いくつかの原因が考えられます。以下のチェックリストに沿って確認してみてください。
  1. ロール紙の状態を確認する:
    長期間保管していた古いロール紙や、不適切な場所(高温多湿・直射日光)で保管していたロール紙ではありませんか?感熱層が劣化している可能性があります。まずは新しいロール紙に交換して試してみてください。
  2. ロール紙の種類を確認する:
    お使いのロール紙の品質が、印字に影響を与えている可能性もあります。純正品への交換で改善される場合もあります。
  3. サーマルヘッドの汚れを確認する:
    長期間の使用により、サーマルヘッドに紙粉やホコリが付着していると、熱が均一に伝わらず印字がかすれる原因になります。券売機の電源を切り、取扱説明書に従って、柔らかい布などで優しく清掃してください。
  4. 印刷濃度の設定を確認する:
    券売機の設定で、印字濃度が意図せず低く設定されている可能性があります。設定メニューを確認し、標準の濃度に戻してみてください。
ロール紙の交換方法がわかりません。
ロール紙の交換は、日常的な作業ですが、初めて行う際は戸惑うかもしれません。正確な手順は、お使いの券売機の取扱説明書に図解入りで詳しく記載されています。
基本的な流れは
  1. プリンター部のカバーを開ける
  2. 使い終わったロール紙の芯を取り出す
  3. 新しいロール紙を正しい向きでセットする
  4. 紙の先端を少し引き出してカバーを閉める
となります。
取扱説明書は、いざという時にすぐ確認できるよう、常に券売機の近くに保管しておくことを強くお勧めします。
「汎用品」を使っていますが、今のところ問題ありません。本当に替えるべきですか?
現在問題なく稼働しているとのこと、何よりです。
純正品は、長年の製品テストに基づき、機器との最適な相性を追求して設計されています。問題が発生してから対応するよりも、日頃から安定稼働のための選択をしていただくことが、結果的にスムーズな店舗運営につながります。
将来の予期せぬトラブルを防ぎ、大切な資産である券売機を長くお使いいただくための「投資」と考えることもできます。
また、メーカー保証を確実に有効に保つためにも、純正品のご使用をお勧めします。
ロール紙が詰まってしまいました。どうすればいいですか?
まず、慌てずに券売機の電源を切ってください。
その後、取扱説明書の手順に従って、プリンター部のカバーや搬送経路を開きます。詰まっている紙を、破れて内部に紙片が残らないよう、ゆっくりと慎重に取り除いてください。この際、ローラーやセンサーを傷つける可能性があるため、ピンセットなどの硬いものや鋭利なものは絶対に使用しないでください。
紙詰まりの根本的な原因として、ロール紙自体の品質が関わっているケースもあります。グローリー純正紙を使用することで、紙詰まりのリスクそのものを低減することを目指しています。
VT-S20でエラーコード「E1905」などが出ます。これは紙の問題ですか?
非常に良いご質問です。実は、VT-S20で表示される「E1904」「E1905」「E1906」といったエラーコードは、ロール紙ではなく、硬貨の詰まりを示している場合があります 。
E1905は百円硬貨の識別・搬送部で問題が起きているサインです。取扱説明書を参照し、コインセレクターやチューブなどを確認し、詰まっている硬貨や異物を取り除いてください。
このように、すべてのエラーが紙に起因するわけではありません。私たちは、ロール紙だけでなく、券売機全体に関する正確な情報でお客様をサポートします。

賢い選択で、安心の店舗運営を。

ここまで、券売機ロール紙の選び方から保管方法、トラブルシューティングまで、網羅的に解説してきました。

重要なポイントを改めてまとめます。

  • ・VT-S20/S10には、精密に設計された57.5mm幅の純正ロール紙が最適であること。
  • ・厚紙は「品質体験」、薄紙は「運用効率」という、ビジネス戦略に合わせた選択肢があること。
  • ・ロール紙の選択は、初期コストだけでなく、安定稼働やメーカー保証といった長期的視点も重要であること。
  • ・正しい保管方法を実践するだけで、ロール紙の品質は維持できること。

グローリー純正ロール紙は、単なる「紙」ではありません。お客様の大切な券売機を構成する不可欠な「部品」であり、日々の安定稼働を支える「信頼の証」であり、そして予期せぬトラブルからお客様のビジネスを守るための選択肢の一つなのです。

ロール紙を選ぶ際は、箱に書かれた価格だけでなく、店舗の安定運営という視点も大切です。長期的な視点で見れば、グローリー純正ロール紙を公式ストア「アルモット」からご購入いただくことが、賢明な選択肢の一つであると、私たちは確信しています。

予防可能な紙のトラブルで、大切なビジネスチャンスを逃さないでください。お客様の投資を守り、日々の安心を手に入れるために。
今すぐグローリー公式通販ストア「アルモット」で、品質が保証された純正ロール紙のラインナップをご確認ください。


今回ご紹介した商品はこちら!

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